「玉縄歴史館」がオープンしました。
2020年8月1日、11:00、
私たちは「玉縄歴史館」をオープンしました。
同じ日時、その館内につくった「歴史館ギャラリー」もオープンしました。
オープニングのテープカットは、鎌倉市長、龍寳寺住職、自町連会長、そして玉縄城址まちづくり会議会長が、つとめました。
思い起こせばテープカットは、玉縄城500年祭のために、私たちが七曲坂に手づくりで立てた「冠木門」のとき以来です。あのとき市長と私は甲冑を着ましたが、今回は、三密への配慮から人数を制限し、マスクを着けてのぞみました~。
歴史館について
歴史館に入り、ギャラリーに進むと、4つの壁面に香川元太郎さんの戦国時代の「日本の城」の大イラストが24点、おっという感じに、驚かしてくれます。アートとしても、歴史的資料としても、画期的ともいうべきこの展示をシローとのボランティアがやったのですから。
招待客、関係者、スタッフとも、久しぶりに盛り上がりました。
午後からのセミナー担当の香川さんご本人、そして大竹、玉林、伊藤の各先生も同様です。みんな晴れ晴れとした顔をしていました。
午後からのセミナー担当の香川さんご本人、そして大竹、玉林、伊藤の各先生も同様です。みんな晴れ晴れとした顔をしていました。
「日本の城展」見てもらったあと、松尾市長から祝辞をもらいました。ボランティアを認め、激励してくれる市長こそ、ボランティアの心をもつ仲間です!嬉しいことでした。
そのあとの会長挨拶は、皆さまに、ひたすら感謝のみ~!
ボランティアの力 人間を信頼する力
◆市民団体、玉縄城址まちづくり会議は、設立14年目です。
玉縄城址を守り、城域の歴史を再発見し、それを地域づくりに活かすボランティア活動を続けてきました。
どうせ、すぐつぶれるよ、3年ともつものか、と言われてましたが~。
◆私たちは「これからの地域インフラは、市民のボランティアが(行政と協働して)つくる」と、考えています。
しかも、楽しんで、面白がって、クリエイティブにつくるのだ、と考えています。
それを訴えて、聴こうともしない頭の固い行政とは、めちゃくちゃ喧嘩もしてきました。しかし、10年も汗をかいてると98%の担当とは理解し合える。(お互い仲間だった、協働する当事者同士だったと~)お蔭さまにて、結果でも、それを実証してきたのはラッキーだったなと思っています。
◆地域の協力をうけ、市の協力をうけ、地域の「祭り」を創りました。市長の全面的な協力と突破力で、城址遺構を乱開発から守る「市民緑地」(公園)を新設してもらいました。
民俗資料館をリニューアルしました。古民家、資料館を活用し、9000人の小学生の体験学習の卒業生を出しました。玉縄城址の「史跡指定」の方針を決定してもらいました。市の後援による歴史セミナーを40回以上も開催できました。
(その間、どれだけ、楽しんで汗をかき、面白がってクリエイティブになった皆さんがいたことか~!)
お蔭さまにて、法人格もない小さな市民団体ですが、文化庁が私たちの企画提案を認めてくれました。地域の文化財を地域づくりのために効果的に活用する、とくに市民学芸員の人材育成などを中心に協力を受けています。
(自慢っぽいですが、いつも他人の役に立つことしか考えないボランティアですから、たまにはいいでしょう(笑))
これからの「構想」も、もっといろいろありますが、控えておきましょう。
◆当然ですが、私たちの活動は、無償ボランティアです。
ですから日頃の城址美化の汗かきにしても、この日のオープニングセレモニーイベントにしても、そのボランティアに協力してくれる皆さんはぜんぶ、ボランティアに他ならない。
市長も香川さんも、伊藤、玉林、大竹の各先生がたも。そして参加の市民はもちろん協力しあう市も県も国もわれわれのボランティアの仲間ですよ!楽しんで、面白がって、クリエイティブにやりぬくんですよ。だからこそ、これだけ続けてこられたと思っています
◆ボランティアで汗をかいてる人の顔にご注目ください。
みんな例外なく、晴れ晴れとした、いい顔をしているはずです。なんでそうなってしまうのか。よくわかりませんが。
ただボランティアの力、というものを感じます。
それを楽しんで、面白がって、クリエイティブにやってしまう、人間って悪くないな、信頼できるな、と思います~
如何ですか。
一緒に、ボランティアやってみませんか。
間違いなく、晴れ晴れとした、いい顔になりますよ!
玉縄城址まちづくり会議の 荒井でした。
まじに、ボランティア礼賛、ついでに自画自賛したようですが、そこは大目にみてください・・・