キューリの気持ち
「キューリの気持ち」
玉縄城址まちづくり会議 会長
荒井 章
今朝の収穫から〜
庭の畑のキューリが凄い成長ぶりだ。今年は。いつもの隅っこから畑の真ん中に苗を植えた。そうしたら、張り切りかたが、ぜんぜん違つた。
やっぱり真ん中の「主役の座」が気に入ったようだ。主役の自覚が目覚めたのだろう。わあ凄いよ!みてみて!なんて言われると、ますますやる気を出した、ようである。
自尊の心を刺激されたら、力を出さないわけにはいかない。他でもない、わたしにもおぼえがある。生きものであるかぎり、キューリだって、例外ではないのである。
すごいね!有難う!
わたしも妻も、毎朝、声をかける。それによって彼らの心が、満たされ、幸福を感じるだろうことを、よく知っている。
わたしも妻も、精神的な満足感を大切にしたいボランティアだから、キューリの気持ちは、よくわかるのである。彼らには、こう言ってあげれば、いいのである。「有難う!きみはなんて素晴らしい」
するとキューリは、その精神的な満足感の力によって、思いっきり根っこを地に張り、ぞんぶんに葉は空に伸ばして、太陽の光を浴び、その歓びを「このように」結実させるのである。天与の自己実現を果たすのである。
なんどもいう。キミらは素晴らしいね!