駅ハイ ⑨神奈川県立大船フラワーセンター

神奈川県立大船フラワーセンター”日比谷花壇大船フラワーセンター”は観賞植物等の収集、展示等を行うことにより、花き園芸及び植物に関する知識の普及を図るとともに、植物に親しむ場を提供するため季節の花とたくさんのイベントがおこなわれています。

総面積63,900平方メートルの植物園で1967年に神奈川県農業試験場の跡地に開設されました。 2018年3月までの名称は神奈川県立フラワーセンター大船植物園ででした。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

日比谷花壇大船フラワーセンター公式HP https://www.fcofuna-kanagawa.jp/

玉縄桜

「玉縄桜」は県立大船フラワーセンターで生まれた桜。ソメイヨシノの種をまいた中から、早く開花する個体を選んで育成したものなのだそうです。
1974年(昭和49年)から挿し木・接木で繁殖が開始され、1990年(平成2年)に農林水産省に品種登録されました。
例年、2月中旬から下旬頃に咲き始め、開花期は1ヶ月程度と長く、 ソメイヨシノが咲く頃まで楽しめます。

玉縄桜の名前の由来には面白いいきさつがあります。新しい品種の登録の出願にあたって、名前を近くを流れる柏尾側川から取って「柏尾桜」として申請したそうですが、当時普及し始めていた電算機CASIO(カシオ)との混同が懸念され改名の指導があり、玉縄桜となったとのことです。
<出典>「第60回my鎌倉」に掲載された増田行治さん(玉縄桜をひろめる会代表)の記事から